ナウ・マイ(ようこそ)2020年ニュージーランド総選挙

2020年10月17日(土)に行われるニュージーランド総選挙、既にAdvance Voting(事前投票) が10月3日に始まりました。

以下、総選挙およびレファレンダムに関する情報をお知らせ致します。

  1. 有権者登録について
  2. 投票場について
  3. 党・議員の投票について
  4. 国民投票について

1.有権者登録について

有権者登録はオンラインで行って下さい。また既に登録された方で住所など変更がある場合もオンラインでアップデートが可能です:https://vote.nz/enrolling/enrol-or-update/enrol-or-update-online/

選挙資格・有権者登録について日本語の情報はこちら:https://vote.nz/assets/2020-GE-languages/2020-Get-Ready-to-Enrol-Vote-A4_Japanese.pdf(日本語)

尚、NZにおける有権者登録方法は上記オンライン以外にも以下の方法で登録できます。

(1)ID無しでの登録申請:https://enrol.vote.nz/app/enrol/#/enrol-without-id (又は更新: https://enrol.vote.nz/app/enrol/enrolme/ )をして用紙をメールか郵送にて送ってもらう。

(2)用紙をダウンロード: https://vote.nz/assets/Brochures-and-posters/enrolment_form_march_2020.pdf する。

(3)無料電話0800 36 76 56に掛けて用紙を郵送してもらう。

(4)無料テキストメッセージ(Freetext your name and address to 3676):名前と住所を3676番にテキストメッセージの文面として送り、用紙を郵送してもらう。 

いずれの場合も用紙に記入、署名(パスポートと同じサイン)の上、 enrol@vote.nz にeメールにて送る、郵送(宛先:Electoral Commission FREEPOST 2 ENROL PO BOX 190, Wellington 6140 )、或いはアップロード( https://enrol.vote.nz/app/enrol/enrolme/ )する。

2.投票場について

全ての投票場は Covid-19 警戒レベル2対応、QRコードはもちろん、ソーシャル・ディスタンシングをとること、衛生徹底のためにサニタイザーが設置されています。またNZ政府は混雑を防ぐためにもAdvance Votingを推奨、加えてマスクの着用、自分のペンを持参することも推奨しています。

地図で検索:https://vote.nz/map/index.html?id=8&modified=20200918135251

選挙区/地域名で検索:https://vote.nz/voting/ways-you-can-vote/find-a-voting-place-from-a-list/ 

病気・身体的障害の理由で投票場へ行けない方のために、郵送投票、投票紙を自宅へ届けるサービス、テイクアウェイ投票パックサービス、電話聞き取りサービスなどがあります。フリーダイヤル0800 36 76 56でご相談ください。 NZ選挙人名簿に登録されていればサービスを受けることができます。

その他レストホーム・病院・MIQ隔離施設・海外・刑務所からの投票やエッセンシャルワークに携わる方・船員・勤務時間外に投票に行けない方の有給早退なども考慮されています。

投票日までに有権者登録が出来ない方は、各投票場においても当日登録及び投票が可能です。住所が証明できるものと、身分証明書をお持ち下さい。

3.投票について

今回の総選挙では2つの国民投票( End of Life Choice and cannabis referendums)も同時に行われます。『介助死選択に関する法令(End of Life Choice Act 2019)』と『大麻の合法化やその管理に関する法案(Cannabis Legalisation and Control Bill)』についてです。

1.9月13日までに有権者登録をされている方には選挙日の約2週間前にEasyVote packが郵送にて届きます。その中には投票についての情報、該当選挙区の国会議員候補者のリストと共に、投票がスピーディーにできるオレンジ色のEasyVote Cardが入っています。これを切り取って、当表情へお持ち下さい。

2.10月17日の投票日にはどの投票場も9amから7pmまで開いていますが、10月3日(土)から行われるAdvance Votingの会場は場所によって投票時間が異なります。事前に前述のリンクから投票時間を調べておきましょう。

3.投票場へ向かう際には予め投票したい議員や国民投票に対する自分の意見を決めてから出かけましょう。EasyVote Card(持参しなくても投票は出来ます。)とペンを持参、マスク着用も推奨されています。

4.投票場に着いたらサニタイザーで手を消毒し、係員にEasyVote Cardを手渡さず机の上に置き、氏名を伝えてください。(EasyVote Cardを持参していない場合は氏名と住所を伝えます。)2枚の投票用紙(議員&政党選出用と国民投票用)を受け取り投票用の衝立の内側へ進んで投票してください。

自分の選挙区以外での投票や選挙人名簿登録をしてから日が浅いなどの理由で選挙人名簿に名前が無い場合は、専用用紙にて宣言をする事によりSpecial Voteのもとで同じように投票が出来ます。投票において、投票用紙に書かれている内容を読んだりチェックマークを付ける際に助けが必要な方は、友人や家族或いは投票場の係員と一緒に投票用衝立の内側へ行くことも可能です。
間違えて記入した場合は、新しい投票用紙をもらい、再度記入してください。

5.議員&政党選出用投票用紙(オレンジ色):左側の政党欄から1つだけ選んでチェックマークを付け、右側の選挙区の議員欄から1人だけを選んでチェックマークを付けます。左右どちらかだけへの投票も可。政党投票結果は、その割合が国会での議席数に反映されます。

  

国民投票用紙(紫色):上部のReferendum1は介助死選択に関する法令(End of Life Choice Act 2019)について、この法令の発効に賛成ならチェックマークを付ける。更にその下にあるYes又はNoの横にチェックマークを付けてもよい。下部のReferendum2は大麻の合法化やその管理に関する法案(Cannabis Legalisation and Control Bill)について、この法案に賛成ならチェックマークを付ける。更にその下にあるYes又はNoの横にチェックマークを付けてもよい。
上下どちらかだけへの投票、或いは国民投票には参加しない選択も可能。



6.議員&政党選出用投票用紙(オレンジ色)は二つ折りにしてオレンジ色の箱へ投票する。国民投票用紙(紫色)は二つ折りにして紫色の箱へ投票する。

7.お疲れ様です。ハンドサニタイザーで手をしっかり消毒してお帰りください。

選挙には個人の意思を政治に反映する役割が有りますが、意思決定には情報が必要ですね。ご自分の意思を決めかねている方へ決断の助けとなりうる情報をお届けします。

【議員&政党投票】

オンラインツール:https://votecompass.tvnz.co.nz/ 、 https://policy.nz/ 、 https://onthefence.co.nz/

4.国民投票(レファレンダム)について

【国民投票】

介助死選択に関する法令末期の病状における苦痛を和らげる目的で介助死選択権を与えるかどうか、又その条件や措置方法などについての法令です。賛成票が過半数以上であればこの法令は1年以内に発効されます。 法令内で使われている介助死と言う言葉の意味は『患者の医師又は看護師が致死量の薬を投与、或いは投薬を中止する事により、患者の苦痛を和らげて死に至ること』とされています。

介助死選択の可能性は以下のすべての基準を満たす場合のみ生まれます。
●18歳以上
●NZ国籍または永住権を有する
●余命6か月以内と診断された疾病に苦しんでいる
●身体機能に重度の衰えが有りしかも継続的な悪化がみられる
●耐え難いほどで薬や治療では取りされない苦痛がある
●介助死に関する十分な説明を受けた上での判断を下す意思決定能力がある(すなわち介助死に関する情報を理解する事が出来、判断の為にその情報を記憶しつつ考察する事が出来、その判断を他にに伝える能力がある場合のみ)

如何なる場合にも患者本人の意志でなければならず、プレッシャーによって患者が判断していると思えた場合には医師/看護師はその措置を止めなければなりません。又医療従事者が介助死を選択肢として患者に勧めることもできません。患者の意思決定能力に疑問があると医師が感じた場合は精神科医の判断が必要です。すべての条件を満たした場合のみ、介助死の投薬方法、日にち、時間が決められます。その上で患者が介助死を選択する意思に変わりないことを伝えることで、投薬がなされます。若しも患者が気持ちを変えた場合には速やかに投薬を中止するべきで、医師或いは看護師は患者に死が訪れる迄、対応可能な状態でなければなりません。

介助死選択に関する法令の要約 ⇒  https://www.referendums.govt.nz/endoflifechoice/summary.html 

大麻の合法化やその管理に関する法案主な目的は大麻による個人・家庭・社会への害を軽減する為に大麻を政府が管理するもので、大麻の生産、供給、消費などに関して規制が生まれます。但しこの法案には既に現行の法律により規制対象となっている、医療用大麻(医師の処方が有れば既に合法)・ヘンプ(既に合法)・大麻の影響下での運転・職場の健康と安全に関する問題、は含まれません。賛成票が過半数以上であっても即座に『レクリエーション目的の大麻』が合法になるわけではありません。先ずは今回の総選挙で発足する国会に法案が提出されそこで決議されますが、その過程で再度国民に『実際に法案が可決されればどのようになるか』などの説明があります。

以下の様な制限付きで20歳以上の個人が大麻を入手するなどアクセスする事が合法化されます。
●認可された店舗からのみ一日当たり14グラム迄の乾燥大麻を購入出来る
●大麻の販売または消費されている認可された場所へ入る事が出来る
●個人宅或いは認可された場所で大麻を消費する事が出来る
●大麻を2株迄育成する事が出来る(一世帯当たり最大4株)
●14グラム迄の乾燥大麻を20歳以上の他人と分け合う事が出来る

大麻による個人・家庭・社会への害を軽減する事が目的です。
●合法的且つ質と効能の確かな大麻の入手方法を供給
●違法な大麻の供給を絶つ
●大麻による健康面での害についての意識を高める
●若年層の大麻へのアクセスを制限する
●公共の場において大麻が目に触れない様に制限する
●包装及び販売店への『健康に害が有ります』との表示の義務化
●医療サービス機関、ソーシャルサービス機関、家庭ぐるみでのサポート機関の手軽な利用促進
●違反者への対応は公平である事を重んじる

大麻の生産及び供給の管理も行います。
●販売用大麻の市場流通量を制限
●大麻と大麻関連製品の効能及び内容物を規制
●販売目的で商品となった大麻製品には税を課す
●新たに認可制度を作り大麻関連の商売は全て認可制とする
●大麻が販売及び消費される場所はその地域社会との協議により場所と営業時間を規定する
●大麻の個人輸入を禁止し、大麻の種の輸入は認可を受けた会社や登録されたビジネスのみに制限する
●大麻の育成と製品化に関する認可制度と、大麻の販売と消費場所に関する認可制度は別々のものとする

大麻の合法化やその管理に関する法案の要約 ⇒ https://www.referendums.govt.nz/cannabis/summary.html