ワクチン2回目接種率90%達成と共に新システムへ移行・新たな経済援助策:Unite Against COVID-19

10月22日の首相会見で、新型コロナウイルス対策の新しい枠組み【保護策 Protection Framework】や新たな経済援助策(ビジネス・パッケージ)が発表されました。

新しい保護策は現在の【警戒レベルシステム4~1】に代わるもので、各地域のDHB( District Health Board(地域保健委員会))単位で移行する時期が基本的には異なり、それぞれのDHB管轄においてワクチン2回目摂取率が90%に達した時点で移行します。


オークランドはADHB・WDHB・CMDHBの3つのDHB全てのワクチン2回目摂取率が90%になれば、現在のロックダウン(警戒レベル3のステップ1)から移行します。

以下はその保護策の主な特徴です。

New Zealand COVID-19 Protection Framework

信号機の様に、赤・オレンジ・緑 の三段階(赤が最要注意段階)

ワクチン接種証明(Vaccine Certificate)を使用して個人の行動範囲が広がる
ワクチン接種証明(Vaccine Certificate)を提示する顧客を対象に開業可能になる
局所的な封じ込め政策(ロックダウン)が行える

******* 詳細は表(日本語訳と英文)をご覧ください。 *******


追加の経済援助:

1.ビジネスに対する支援の強化:
  詳細は Financial support for businesses | Unite against COVID-19 (covid19.govt.nz)

2.低所得世帯に対する援助枠の拡大:
  詳細は Financial support for individuals and whānau | Unite against COVID-19 (covid19.govt.nz) 又は、MSDのWork and Incomeへ

3.新しいフレイムワークへの移行期には、オークランドのビジネスに対して Transition Grant という助成金も予定

10月26日の首相会見での追加情報:

新システム移行と共に、開業に際してワクチン接種証明(Vaccine Certificate)が必要な業種のスタッフは

ワクチン接種が必須になります。接近してサービスする業種である、ジム・ホスピタリティー関係・美容院などです。ワクチン接種を控えたい方であっても退職までには4週間の猶予があり、政府の経済援助は受けられます。

オークランド日本人会 生活部
Japanese Society of Auckland Inc.
http://jsa.org.nz