オークランドの警戒レベルは3のままで3ステップの生活制限緩和策&ワクチンパスポート11月から実施:Unite Against COVID-19
会員の皆さま
オークランドでのロックダウンもDay49となりましたが如何お過ごしでしょうか。昨日と本日の首相会見で発表された内容を要約させて頂きます。
オークランドは引き続き警戒レベル3のままではありますが、生活制限緩和策が段階的に始まります。10月5日(火)の深夜12amからは、以下の制限緩和策の1段階目が始まります。
制限緩和策その1.屋外においてのみ、2家族(2つのバブル)のみなら10人を最高として会える
幼稚園や保育園(ECE)においては10人を限度として1つのバブルであずかれる
オークランド内の他の地域への移動可(ビーチやハンティングOK)
学校は2週間のスクールホリデー後、10月18日(月)からの予定(直前に確定。12歳以上の学生は今後2週間の間のワクチン接種を推奨)
制限緩和策その2.小売業などのお店、動物園、プール、図書館、博物館などの営業開始。但し25人まで
制限緩和策その3.理髪店や美容院、レストランやカフェなどのホスピタリティーは1m間隔で着席した状態で営業開始。但し50人まで
上記の制限緩和策(3ステップスの移行期)の2や3がいつから始まるかについては、今後1週間毎の月曜午後の首相会見にて発表されます。
(ラグランとハミルトンでも一昨日新規感染者が出た為、10月3日真夜中からワイカト地域も5日間の予定でレベル3に上がっています。その他の地域は現在の警戒レベルである”デルタ2”がそのまま続きます。)
11月からワクチンパスポート開始:
レストランやカフェなどのホスピタリティー店、および大規模イベントにはワクチンパスポート保持者のみが入店/参加できるようになります。携帯電話などにデジタルで提示できる形と紙のアナログワクチンパスポートの併用となりどちらかの提示が必要となります。
データ:10月4日のデルタ株新規市中感染者数 29名(内1名はワイカト地方で28名はオークランド)
デルタ株入院患者数 30名(内5名はICUまたはHDU、又1名が新生児の感染者)
10月5日のデルタ株新規市中感染者数 24名(内6名はワイカト地方で18名はオークランド)
デルタ株入院患者数 32名(内7名はICUまたはHDU)
現在把握しているデータから、今後更に48名の新規感染者が出ることが予想される
政府からのメッセージ:デルタ株の感染拡大を防止するにはまだ警戒レベルを2にする事は出来ません。けれども少しでもオークランドの人達にもこれまでの厳しい制限生活を楽にしてもらい、早期収束に向かえるよう『警戒レベルの移行期の計画/ロードマップ』を閣議で練りました。そのステップ1が10月5日の真夜中から始まります。けれどもピクニック、と強調したように、家の軒先や庭でで2つのバブルが集まっていて、雨が降ってきたから中へ入りましょう、というのは絶対にやめてください。屋外の流れている空気の中でこそ感染率が低いことが証明されています。制限緩和策のステップ1、2、3のどの段階においても、マスク着用・ソーシャルディスタンシング(他のバブルの人/他人とは2m)・手洗いなどの衛生管理は行ってください、との事です。又、一番大切なのはワクチン接種率を上げる事です。90%のワクチン接種率を目指しています。
レベル3の制限緩和策のどの段階においても、Wage Subsidy は出ますので2週間ごとに申請してください。
離れているご家族、友人、ご近所等とも引き続き声を掛け合いながら明るい気持ちで頑張りましょう。
オークランド日本人会 生活部
Japanese Society of Auckland Inc.
http://jsa.org.nz